■エンゲージリング、マリッジリングのお値段について
○ダイヤモンドのお値段
ダイヤモンドは硬度が飛びぬけて高く、モース硬度(引っかき傷に対する強さ)は最高の10。ルビーやサファイアはモース硬度9ですが、その差はとても大きく、比較にならないほど硬い宝石です。
ダイヤモンドはファイヤと呼ばれる七色の輝きを放ちます。
これは高い屈折率によるもので、屈折率は2.42とこれも硬度と同様、他の宝石とは別次元の数値を持っています。
屈折率は高いほど全反射光量は多くなり、輝きが多いことになります。
また特別なカット、ブリリアントカットを用い光の屈折率を活かすことにより、ダイヤモンドの輝きを100%生かします。
硬くて綺麗だからこそ、ダイヤモンドは価値があるのです。
しかし、この素晴らしいダイヤモンドのも、「宝石」として扱えるような石は中々産出されません。
他の宝石が全産出量のうち、40%位が宝石として扱われるのに対し、ダイヤモンドはその産出量の1〜2%程度です。
比較的産出量の少ない「エメラルド」はやはり、希少価値の高い宝石として有名です。
そのエメラルドの産出量は年間約300万ct、対してダイヤモンドは1500万ctとダイヤモンドの方が5倍も多く算出されます。
しかし、ダイヤモンドはその起源に由来する「高温高圧」による『痛み』が激しく、殆どのものが他の鉱物とくっついてしまったり、白くにごってしまっています。
それでも世界一の硬度を誇るダイヤモンドは、様々な物質の研磨や、触媒として用いられ、今日私たちの生活の中では欠かせない「裏方」として根付いています。
そんなダイヤモンドの中でも、僅かに1〜2%の選ばれたものだけが「宝石」として私たちの前で輝きを放ちます。
長い年月を掛けて高濃度に圧縮された純粋無垢なダイヤモンドを、一流のカッターが研磨して、命を与えます。
この希少価値と、研磨技術によりダイヤモンドの金額が決まります。
『値段が合ってないようなもの』とお思いの方も多いと思いますが、ダイヤモンドは宝石として扱える量の「少なさ(希少性)」と非常に稀な反射光を持つ「硬度・屈折率」により、金額が決まります。
また、ダイヤモンドは全て「1ct」毎に金額が決定され、流通します。
以下に例を記載いたしますので、ご覧下さい。
※価格には関税や流通コスト、研磨代金や機材の減価償却費などが含まれます。